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多文化紹介
アフタヌーンティー

世界の人々との交流を深めるため、出身国のゲストに日本語で文化、歴史、自然などを話してもらいます。

第79回アフタヌーンティー
タンザニア 文化&観光セミナー

2024年9月15日(日)13時半~15時 ゲスト:タンザニア大使館 上席行政官 白井一真様、Kazuma Shirai(白井一真)  Senior Administrative Officer(上席行政官) 政治・文化担当官 ホセア・M・チコロンゴ様 Hosea M.Chikolongo (ホセア・M・チコロンゴ)  Political and Cultural Attaché (政治・文化担当官)  9月15日(日)タンザニア大使館の白井一真様、チコロンゴ様をお迎えして、タンザニアの魅力について話していただきました。 タンザニアは日本の2.5倍の面積、距離は東京~ニューヨーク位です。年齢の中央値が17.9歳という大変若い国です。 雪を頂いたキリマンジャロ山(5,895m)が有名です。 “果てしない草原”を意味する セレンゲティ国立公園には300万頭近いヌーがいて乾季には草を求めて移動します。 “世界の動物園”ンゴロンゴロ自然保護区やマサイ族の文化もあります。 公用語はスワヒリ語と英語です。 サファリはスワヒリ語で“旅”という意味です。 会場にはタンザニアに行った方やこれから行こうと計画されている方もいて熱気に包まれました。

第78回アフタヌーンティー
  青空と草原の国

モンゴル ―遠いようで近い国― 日時:2023年12月3日午後1時半~3時 ゲストスピーカー:ビャムバドルジ ブヤントゴトホさん 小学生時代を日本で、中高校をモンゴルで過ごしたのちに横浜国立大学に留学し、現在は日系企業で多忙な日々を送るブヤントさんをお迎えして、遊牧民のライフスタイルを中心にモンゴルの文化やお祭り、遊牧民の自然の恵みを無駄にせず自然との共存を基本とした生活習慣やゲルでの生活など大変興味深いお話を聞くことが出来ました。 また、ブヤントさんによるモンゴル無形文化財である馬頭琴の演奏が2曲ありました。 モンゴルの草原を吹き抜ける風や駆け抜ける馬の蹄の音を彷彿とさせる素晴らしい演奏に会場からは大きな拍手が上がりました。 質問コーナーでは参加者からの質問が途切れなく続き、関心の高さを感じるとともに、ブヤントさんが流暢な日本語で丁寧に答えていらっしゃったのが印象的で、「大変良かった」「素晴らしい講演だった」「モンゴルがとても身近に感じられた」と大好評でした。

第77回アフタヌーンティー
 私がトルコから学んだこと

〜私がトルコから学んだこと、イスタンブル暮らし40年を語る〜 日 時: 2023年11月12日 ゲストスピーカー:所司(しょし)眞理子エルドアンさん       国立ボアシチ大学初代日本語講師、トルコ在住40年 トルコ在住40年の所司眞理子エルドアンさんによる、日常生活に根ざした話の数々はとても興味深く、実際の生活で使用されている茶器、アクセサリー、香水、お守りなど、実物を見せての説明には臨場感があり、参加者33名(スタッフを含む)は熱心に耳を傾けていました。 講演後の質問コーナーでは、関心の高を示すように矢継ぎ早に沢山の質問が出ましたが、所司さんは、その質問に一つ一つ丁寧に答えて下さいました。アンケートにも、ほとんどの来場者が「大変良かった」との回答があり大好評の講演会でした。

第76回アフタヌーンティー
インドの人はなぜ数学に強いのか?

〜インドの人はなぜ数学に強いのか?〜 日 時:2023年3月19日 ゲストスピーカー:ジョシ・マンジュシャさん インド出身のジョシ・マンジュシャ(Joshi Manjusha)さんをお迎えしました。 「インドの人はなぜ数学に強いのか?」というタイトルで日本語で話をしていただき、総勢38名(スタッフを含む)が参加しました。 インドの技術者の方々は数学に強い、英語もできるということで世界のI T企業から引っ張りだこです。 I Tにとって数学は必要不可欠なものですが、インドのお子さんたちは小さい時からどのように勉強しているのかということを分かりやすく楽しく九九の表などを参考にしながら話してくださいました。 インドの小学校では毎日算数の授業があり、宿題も毎日出るそうです。 中学、高校になるとさらに高度な数学を学ぶそうです。 またマンジュシャさんのご出身のマハラシュトラ州のお祭りや世界遺産、食べ物の話もしてくださいました。 参加者の皆さまからはもっと数学の話が聞きたかったとの声が多く寄せられ、会場は熱気に包まれました! 今回のお話をきっかけにインドのことを更に深く知っていただけたらと思います。

第75回アフタヌーンティー
​  〜台湾のお祭り〜

日 時:2022年11月6日(日) ゲストスピーカー:蕭竹吟(シャオ ジュイン)さん 台湾出身のシャオさんをお招きして「台湾のお祭り」と題して4つのお祭りと開催地周辺の観光スポット、グルメについて映像を交えながらお話しいただきました。 ・巨大なランタンや多くの色鮮やかなランタンが飾られる台湾最大規模の光のお祭り「台湾ランタンフェスティバル」、(毎年開催場所が変わります) ・無数のランタンが夜空に舞う幻想的な「新北市平渓天燈節(ピンシースカイランタンフェスティバル)」、(台北エリア) ・100万発を超えるロケット花火と爆竹が鳴り響く迫力満点の「塩水蜂炮(イェンシュェイ フォンパオ)」(ロケット花火の祭り)、(台南エリア) ・先住民族が豊作や収穫を祖先と神に感謝し、パフォーマンスを行う総合祭典「花蓮(ホワリエン)県集合豊年(ファン ニィェン)フェスティバル」。(台湾東部エリア) 台湾を代表する魅力たっぷりのお祭りのお話しと映像に参加者19名(お子さん2名を含む)からも多くの質問が寄せられ、大盛況の講演会となりました。

第74回アフタヌーンティー
知っているようで知らないブラジル

日 時:2022年7月17日 ゲストスピーカー:ネリア・マルチンス・アルベスさん ブラジル出身のネリアさんをお招きして流暢な日本語でブラジルの話をしていただきました。  ブラジル国旗、民族、カーニバル、物価、食生活、クリスマスやお正月の過ごし方、教育、貧富の差、日本とブラジルの習慣の違いなど多岐にわたって話してくださいました。 ブラジル国旗、民族、カーニバル、物価、食生活、クリスマスやお正月の過ごし方、教育、貧富の差、日本とブラジルの習慣の違いなど多岐にわたって話してくださいました。 また簡単なポルトガル語の挨拶も教えてくださいました! 参加者の中にはブラジルに住んでいた方や旅行された方もいて熱心に話を聞いておられました。  会場にはブラジルの珍しい民芸品が飾られブラジル文化の一端にも触れることができました。 コロナの感染者数が増加しつつある中でしたが、消毒、検温、マスクを徹底し、参加者18名、スタッフ12名全員、楽しいひとときを過ごすことができました。

第73回アフタヌーンティー​          ~イタリア流しあわせ術~

日 時 2022年3月5日(土) ゲストスピーカー : マリアンジェラ・ラーゴさん 北イタリア ブレーシャ生まれ。国立ミラノ大学・生物学科卒業。 ピアニスト関 孝弘さんと結婚し来日。現在、東京音楽大学講師。NHK「イタリア語講座」の講師(2009年)。 イタリア フィナーレ・リーグレ市よりイタリア文化を広めた功績で名誉市民称号授与(2014年)。 イタリアをテーマとした講座も日本全国で展開中。 3月5日(土)マリアンジェラさんをお迎えして「イタリア流しあわせ術」について話していただいた。 マリアンジェラさんは御両親、祖父母が教育者という一家に育ちその中で培われた教育の極意について話してくださった。 ①教えすぎない ②ほめる ③責任をもたせる 事などご自分の体験を交えながら話してくださった。 参加者からは「とても深い人生訓として受け止めました。生き方の指針になりました」など好意的な意見が多かった。まだ感染が十分おさまっていない中での開催だったが、人数が少ない分アットホームな雰囲気で良かったという声もあった。 マリアンジェラさんとご主人の関孝弘さんの共著「ブリッランテな日々」、「これで納得!よくわかる音楽用語の話」はロングセラーになっている。

第72回アフタヌーンティー
ようこそ! 常夏の国 インドネシアに

日 時 2021年10月30日(土) 形式 Zoom スピーカー : サンディ・セシリアさん 2019年に来⽇し、東京⼯業⼤学⼤学院博⼠課程に在籍し環境学を専攻。 趣味は⽔泳、⾳楽、読書。特に話や意⾒を聞くのが好きである。 温かいご飯、きんぴらごぼう、みそ汁、焼き鯖など、⽇本の朝⾷が大好き。 ⻘葉国際交流ラウンジ⽇本語教室で学んでいる。 10月30日(土)に第72回アフタヌーンティー 「ようこそ!常夏の国 インドネシアに」が開催されました。今回はアフタヌーンティーにとって初めてのWebによるイベント開催となりました。初めてのことなのでスタッフ一同準備が大変でしたが、無事開催出来良かったと感じています。参加者は16名、スタッフ12名でした。  サンディさんの流ちょうな日本語で、インドネシアについて写真や地図などを使って、11項目に分け、地理・国土の歴史、文化、衣食住、日本との関係など多岐にわたり紹介してくれました。 示された資料もとてもわかりやすく工夫され、説明もとても判りやすく聞き入ってしまいました。 インドネシアという国の多種多様な文化・民族など、今まで知らなかった事を多く知る機会となりました。 また日本とインドネシアの言葉に共通点があることは大変興味深く思いました。参加者にはインドネシアでビジネスをされた方、旅行で訪れた方などもおられました。 また、今日の話を聞いてインドネシアについて興味を深め、ぜひ訪れてみたいと感じられた方もいらしたことと思います。イ ンドネシアについての知識・理解を深めていただけたなら幸いです。参加いただいた皆様ありがとうございました。 次回のアフタヌーンティーはぜひ対面で開催されるようになれば良いなと願っております。

第71回アフタヌーンティー
私の故郷ロシア〜トルストイゆかりの地〜

2021年7月17日(土) ゲストスピーカー サーニャさん(本名:クズネツォフ・アレクサンドル) トゥーラ出身。大学卒業後、仕事に就く。 日本に関心があり、独学で日本語を勉強する。 2019年4月に来日。 現在青葉国際交流ラウンジ日本語教室および翰林日本語学院で学ぶ。 将来は日本の企業で働きたい。趣味は読書・山登り。 ロシアのサーニャさん(本名クズネツォフ・アレクサンドルさん)をお迎えして第71回アフタヌーンティー「私の故郷 ロシア、トゥーラ」を開催した。 トゥーラの歴史、産業、日常生活、自然、トルストイの故郷について日本語で話された。 トゥーラはモスクワの南165キロ、ウパ川沿いの町である。中世は要塞都市であった。 鉄鋼業が盛んで多くの兵器が作られた。通りに「銃剣通り」「火薬通り」「弾薬通り」等の 名前が付けられた。現在かぶとの形をした国立武器博物館がある。 またサモワール(ロシア式湯沸し器)の生産地でもある。正式なお茶会はサモワールでお湯をわかし、紅茶をいれジャムやはちみつを添え、プリャーニクというジンジャーブレッドをいただく。 またバヤン(バイヤン)というアコーデオンに似た楽器の生産地でもある。ロシア民謡「トロイカ」の2番の歌詞の中に「響け若人の歌、高鳴れバイヤン・・」という一節がある。 トゥーラの冬は平均マイナス20度で最高記録はマイナス40度になったこともある。 夏の間、多くの人がダーチャという別荘で過ごし、冬に備えて野菜や果物を作る。 トゥーラの南西12キロ、電車で2時間ほどのところにヤースナヤ・ポリャーナという場所があり、そこは文豪トルストイが生まれ育った場所である。そこで「戦争と平和」や「アンナ・カレーニナ」が書かれた。トルストイのお墓もある。現在は博物館となっている。 サーニャさんがトルストイの名言を披露された。 「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である」 「もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったろうし、自分というものを 知らなかったろう」 サーニャさんは講演の間中、美しい日本語で一言一言かみしめながら話してくださった。 そのひたむきで誠実な姿に参加者から惜しみない拍手が送られた。

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