国際理解
海外事情講演
いろいろな国に滞在した日本人から見たその国の生活、文化、教育、歴史等の情報をもとに、国際理解を深めます。
やさしい英語でレクチャー
やさしい英語でディスカッション
さまざまなテーマについてやさしい英語でレクチャーします。
さまざまなテーマについて英語でディスカッションします。
第12回 高橋先生の英会話スキルアップ講座
『通じないカタカナ語~英語だと思っていませんか?~』報告 日 時:2024年10月20日 ゲストスピーカー:高橋基治さん(東洋英和女学院大学教授) 毎回大変ご好評をいただいている、英語指導専門家の高橋先生の講演会です。 国連英検アドバイザーおよび特A級面接官を務めるほか、英語ナレーターとしてもマルチにご活躍中です。 今回のレクチャーは、3部構成で行われました。まず、カタカナ語になっている英語を取り上げ、日本人が間違えがちな発音などを指導していただきました。聴講者同士でペアになり、声に出して正しい発音を練習するなど参加型としました。休憩を挟んで第2部では、時制によって表現可能なニュアンスの違いを、YouTube動画で例を挙げながら教えていただきました。第3部を質問時間としました。参加者から多くの質問がありました。 ビデオ、ホワイトボードでの記述、配布資料と色々な資料を用い、分かり易い講義内容でした。 参加者はスタッフを含めて31名でした。
海外事情講演会
「海外に見る図書館の未来」報告
2024年7月21日(日)に「図書館文化論」著者である加藤好郎氏より、海外にある公立図書館と日本従来の図書館の役割と公共性についてその違いと、これからのデジタル社会の中に於ける図書館の在り方と役割について、様々な写真をプロジェクターで映しながら、お話を聞いた。 また、日本地方都市にある最新の図書館とコミュニティーセンターを併合したものや、新たな試みを生かしている図書館の姿など、また、予算や人材の在り方についても言及をしている。 客席は、4歳の子供から40代から70代まで幅広く参加され、最後の質問コーナーまで活発に意見交換が行われ終了した。
第29回 やさしい英語でレクチャー
「アンコンシャス・バイアスとジェンダー 性別による無意識の思い込みとは」 2023年9月17日(日) ゲストスピーカー:白藤香織さん 男女共同参画センター横浜北館長 銀行員を経て英国イートンアングリア大学院(開発とジェンダー)を修了し、横浜市女性協会(当時)入職。女性の就業支援をライフワークとして、現在は「女性と仕事 応援デスク」の運営責任者である白藤香織さんをお迎えしてお話を伺いました。 参加者はスタッフを含めて30名。 講演は①レクチャー②クイズ③グループワークの三部構成で、グループワークは日本語で行われました。 私たちは生活習慣、伝統、文化、価値観などで無意識に思い込んでいることがあります。 講演では無意識の思い込みとは何かに始まり、なぜ&どうやってそれを取り除くかについて、そのための取り組みについてデータを交えてのお話がありました。 ジェンダーギャップ指数という世界的な指標で、日本は世界146か国中125位という超後進国であることは改めて驚きでした。 男女混合で5つのテーブルに分かれて行ったグループワークでは、物議を醸したという企業のCM3種類を観て、それぞれがどう感じたか活発に意見がシェアされました。 講演全体を通して、参加者の皆さんからは「気づきがあった」「興味深かった」というご意見をいただき、大変有意義な会となりました。
海外事情講演会 2023
『 特派員が見た素顔のフィリピン 』
日 時:2023年6月17日 ゲストスピーカー:桑原正樹さん 2000 年より4 年間にわたり共同通信社のフィリピンマニラ特派員及び支局長として現地に滞在し、主に事件・ 事故を中心に取材を重ねてきた桑原正樹氏から、「特派員が見た素顔のフィリピン」という題でお話しを伺い ました。 普段私たちがあまり知る事の無いフィリピンについて、その地理的条件や歴史的背景そして政治的背景の影響 など現在に至るまでのありのまま見た姿を解説していただきました。 また、アジアの中でも公用語の一つとして英語を使っている事で、グローバルな時代の中での「世界のアジア 拠点」コールセンターとして目覚ましい発展を遂げ、昨年度の GDP は 7.6%となっている今のフィリピンの姿を知る事ができました。 今そしてこれからのグローバルな世界の中の日本、そして日本人が持つ課題について考える事の出来る機会と なったのではないかと思います。
第28回やさしい英語でレクチャー
『Diversity in Education 〜International Islamia School Otsuka〜』 日 時:2022年7月3日 ゲストスピーカー:ホサム・ザイナーさん International Islamia School Otsuka の校長ホサム・ザイナー氏をお招きし、「教育における多様性」をテーマにお話を伺いました。参加者はスタッフも含めて26名 シリア出身のザイナー氏ですが、スクールの先生方は日本も含めて各国からの教育者で構成されており、通学する生徒たちも日本を含む10カ国以上から、それぞれの文化の違いを認め合いながら共に学んでいる学校です。 イスラム教を核とした教育は日本の小学校との共通の部分もあれば、全然違う部分もあります。 例えば、音楽は教えない。男女の接触は許されていない。日々の学習はアラブ語、英語、日本語の3ヶ国語で。ランチ(お弁当)は全てハラル食品を使う などなど。 聴衆の皆さんも興味津々、質問者が多くて時間ギリギリまで質疑応答が続きました。 イスラム教のことはまだまだ知らないことも多く、教育におけるダイバーシティーという大きなテーマは、グローバル社会に生きる我々に大きな印象を残しました。
第27回やさしい英語でレクチャー
『True Pioneers:Native Americans』 日 時:2022年3月13日(日) ゲストスピーカー:マイク・グラフさん 日本滞在歴18年のマイク・グラフさんは大学で生物学と文化人類学を専攻し、民族研究に勤しみました。北米、南米両方のネイティブアメリカンについて研究し、故郷カンザス州の先住民についても関心を持っています。 ラウンジ英語クラスの先生でもあるマイク・グラフさんが、今回初めてネイティブアメリカンについてのレクチャーをしてくださいました。 まん延防止等重点措置が取られている中、アルコール消毒、検温、換気、人数制限などを厳格に守りながら、24名の参加者、6名のスタッフによるイベントとなりました。