日本語（にほんご）スピーチ大会（たいかい）　2023.11.19

今年（ことし）のスピーチ大会（たいかい）は、11月19日（日）３年（ねん）ぶりに青葉公会堂（あおば　こうかいどう）２階（かい）会議室（かいぎしつ）にて、行（おこな）うことができました。

吉田昌平先生（よしだしょうへいせんせい）　横浜国立大学名誉教授（よこはまこくりつだいがくめいよきょうじゅ）より総評（そうひょう）をいただき、来賓（らいひん）の　吉田雅彦（よしだまさひこ）青葉区副区長（あおばくふくくちょう）からは、ご挨拶（あいさつ）がありました。　　　　　

チョウ　エンコウ　（中国　滞日：８か月）

『公共料金は高い　上海と横浜の公共料金比較』

「物価高騰（ぶっかこうとう）」という言葉（ことば）が最近（さいきん）よく聞（き）こえてきました。いろいろな物（もの）が値上がり（ねあがり）しました。その中（なか）で、すごく高（たか）いと思（おも）っても、どうしても払（はら）わないといけないのは、電気（でんき）・ガス・水道（すいどう）などの公共料金（こうきょうりょうきん）です。日常生活（にちじょうせいかつ）に最も（もっとも）関（かか）わり、最低限（さいていげん）必要（ひつよう）なこれらの生活（せいかつ）コストを、横浜（よこはま）と上海（シャンハイ）で比（くら）べて見（み）てみるとどうなるか、節約（せつやく）の対策（たいさく）も含（ふく）めてお話（はな）しします。

グプタ　ヴィシャカ　（インド　滞日：４年７か月）

『インド料理とお祭り』

外国人（がいこくじん）とインドの料理（りょうり）のことを話（はな）すといつもパンとカレーだけ聞（き）かれます。でも、インドでは、いろいろな料理やたくさんの材料（ざいりょう）があります。スパイスや各地（かくち）の料理について紹介（しょうかい）します。

また、インドのお祭（まつ）りは、神様（かみさま）をかざって、自分（じぶん）も新（あたら）しい服（ふく）を着（き）て、いろいろな食べ物（たべもの）を作（つく）ります。

オウ　イクショウ（中国　滞日：1年6か月）

『日本と中国　贈り物文化の違いについて』

日本（にほん）では引（ひ）っ越（こ）しをする際（さい）に隣（となり）の人（ひと）に挨拶（あいさつ）の品（しな）を送（おく）るという習慣（しゅうかん）について、とても新鮮（しんせん）に感（かん）じました。このような体験（たいけん）から、中国（ちゅうごく）と日本（にほん）の贈（おく）り物（もの）文化（ぶんか）について考（かんが）えたいと思（おも）いました。贈り物は現代（げんだい）でも人間関係（にんげんかんけい）を維持（いじ）する方法（ほうほう）として重要（じゅうよう）な役割（やくわり）を果（は）たしていますが、贈り物をする場面（ばめん）によって、何（なに）を贈るか、どう包（つつ）むかなど細（こま）かい部分（ぶぶん）に両国（りょうごく）の文化の違（ちが）いがあります。

グエン　ホン　ソン（ベトナム　滞日：4年）

『私の最大の障害』

日本（にほん）に初（はじ）めて来（き）た頃（ころ）、マンガやアニメと同（おな）じ風景（ふうけい）を、見（み）て歩（ある）くだけでも楽（たの）しかったです。ただ、言語（げんご）が最大（さいだい）の難関（なんかん）で、最初（さいしょ）は、日本人（にほんじん）の言（い）っていることがわかりませんでした。あるとき友人（ゆうじん）と青森（あおもり）に行（い）き、ある店（みせ）の店主（てんしゅ）の言葉（ことば）が私（わたし）はまったくわかりません。でも、友人は会話（かいわ）を交（か）わしていたのですごいと思（おも）い、後（あと）で尋（たず）ねたところ、友人も全（まった）くわからなかったそうです。日本語（にほんご）に問題（もんだい）があったのは私だけではないことがわかり安心（あんしん）しました。

ロボニール（オーストラリア　滞日：2年9か月）

『わたしのにほんのせいかつ』

日本（にほん）に来（き）て驚（おどろ）いたこと今後（こんご）の抱負（ほうふ）をテーマとしました。インド出身（しゅっしん）でオーストラリアに移住（いじゅう）した私（わたし）は、そこで知（し）り合（あ）った日本人女性（にほんじんじょせい）と結婚（けっこん）。２年（ねん）９か月前（げつまえ）に来日（らいにち）しました。仕事上（しごとじょう）で日本語（にほんご）を使（つか）わないため、英語（えいご）の通（つう）じない日本（にほん）の生活（せいかつ）は困難（こんなん）の連続（れんぞく）でした。家族（かぞく）のサポートと日本語学習（にほんご　がくしゅう）を受（う）けて、その困難と闘（たたか）っています。同時（どうじ）に観光地（かんこうち）を旅行（りょこう）し日本（にほん）の素晴（すば）らしさを享受（きょうじゅ）しています。日本はインドやオーストラリアと文化（ぶんか）が違（ちが）います。良（よ）い面（めん）も悪（わる）い面（めん）も私にとっては良い経験（けいけん）なのです。

ミラ　ハンダヤニ（インドネシア滞日：4年3か月）　　『朝食について』

今日（きょう）は朝食（ちょうしょく）についてお話（はな）しします。インドネシアの一般的（いっぱんてき）な朝食はナシゴレン・鶏肉（とりにく）のお粥（かゆ）・ガドガドなどです。毎日（まいにち）の活動（かつどう）を始（はじ）める前（まえ）に朝食を食（た）べることは重要（じゅうよう）です。朝（あさ）のエネルギーレベルが向上（こうじょう）し、脳（のう）の集中力（しゅうちゅうりょく）が高（たか）まります。皆（みな）さんも朝食を抜（ぬ）かないようにしてください。

ジェイソン（中国　滞日：5年6か月）

『日本と中国の鉄道旅』

私（わたし）は、鉄道旅（てつどうたび）が好（す）きなので、このテーマを選（えら）びました。

鉄道路線（てつどうろせん）の全長（ぜんちょう）では、中国（ちゅうごく）が圧倒的（あっとうてき）に長（なが）いですが、密度（みつど）は東京（とうきょう）と北京（ぺきん）の路線図（ろせんず）を見（み）ても日本（にほん）のほうが高（たか）いです。これは日本の鉄道（てつどう）の歴史（れきし）が長（なが）いことによります。中国の鉄道旅（てつどうたび）で最（もっと）も印象的（いんしょうてき）だったのはチベット鉄道（てつどう）です。壮絶（そうぜつ）な景色（けしき）を楽（たの）しめました。日本では、特（とく）に好（す）きなのは伊豆（いず）のキンメ電車（でんしゃ）で、魚（さかな）の絵（え）も景色（けしき）もおもしろい。これからも鉄道旅行（てつどうりょこう）を楽（たの）しみたいです。皆（みな）さんにも中国の鉄道旅行を体験（たいけん）してほしいです。

フェネシア　（インドネシア　滞日：１年６か月）

『インドネシアに行きませんか』

インドネシアも日本（にほん）と同（おな）じように島国（しまぐに）です。早速（さっそく）ですが、みなさんにお聞（き）きしてみたいと思（おも）います。インドネシアの面積（めんせき）は、世界（せかい）で第何位（だいなんい）でしょうか。

１番（ばん）、一位（いちい）。２番、二位（にい）。３番、三位（さんい）。

さあ、その答（こた）えは…。

豊（ゆた）かな自然（しぜん）、島（しま）ごとに異（こと）なる伝統文化（でんとうぶんか）、歴史（れきし）を感（かん）じる遺跡（いせき）はもちろん、独特（どくとく）の習慣（しゅうかん）など、インドネシアならではの、さまざまな顔（かお）をご紹介（しょうかい）します。

エリーサ　メンドサ(メキシコ　滞日：5年2か月)

『メキシコの踊り』

メキシコには32の州（しゅう）があり、各（かく）地域（ちいき）に独自（どくじ）のダンスがあります。北（きた）の「クンビア・ノルテーニャ」や「レジオナル（バンダ）」、中央（ちゅうおう）の「マリアチ」や「ハラベ・タパティオ」、南（みなみ）の「ワパンゴ」や「ダンサ・デ・ロス・ボラドレス」などが有名（ゆうめい）です。老人（ろうじん）たちの「ダンス・で・ロス・ビエヒトス」はユーモラスなパフォーマンスです。これらの踊（おど）りはメキシコの多様（たよう）で豊（ゆた）かな文化（ぶんか）を表（あらわ）しており、各（かく）地域（ちいき）やコミュニティが独自（どくじ）のアイデンティティを持（も）っています。

ミロノワ　マリア（ロシア　滞日：7か月）

『血液型性格判断について』

「血液型（けつえきがた）は何型（なにがた）ですか」という質問（しつもん）に非常（ひじょう）に驚（おどろ）きました。日本人（にほんじん）にとって当（あ）たり前（まえ）のことですが、「血液型の占（うらな）い」について一度（いちど）も聞（き）いたことがなかったからです。日本では1970年代（ねんだい）に血液型の占いが一般的（いっぱんてき）になったようですが、欧米（おうべい）では星座（せいざ）の占（うらな）いが広（ひろ）く行（おこな）われています。星座も血液型も科学的（かがくてき）ではありませんが、人（ひと）との関係（かんけい）を築（きず）くことを助（たす）けるなどメリットがあります。しかし、職場（しょくば）や学校（がっこう）などの環境（かんきょう）では慎重（しんちょう）に扱（あつか）うべきだと思（おも）います。

ペドロ　アラニャ（ブラジル　滞日：11か月）

『わたしのこと』

1年前（ねんまえ）にブラジルから来（き）ました。私（わたし）の故郷（こきょう）はブラジルの北東（ほくとう）レシーフェという街（まち）で、きれいで便利（べんり）なところです。

趣味（しゅみ）はゲームとアニメです。ゼルダの伝説（でんせつ）とワンピースが大好（だいす）きです。きっかけは20年前に友（とも）だちとゲームをしたことです。RPGゲームが得意（とくい）です。

日本語（にほんご）をもっと上手（じょうず）に話（はな）すことが目標（もくひょう）で、3年後には難（むずか）しい会話（かいわ）もできるようになりたいです。

カルパナ・シンデ　（インド　滞日：５年）

『インドの農民の生活』

インドの農民（のうみん）の生活（せいかつ）について、モンスーンの影響（えいきょう）、伝統的（でんとうてき）な農業（のうぎょう）スタイルや農村（のうそん）の生活（せいかつ）、お金（かね）や市場（いちば）へのアクセスの問題（もんだい）、政府（せいふ）による制度（せいど）、そして農業の近代化（きんだいか）をなど交（まじ）えてお話（はな）しします。

ティア　ヴィアルヴァ　(トリニダード・トバゴ　滞日：３年９か月)

『トリニダード・トバゴの文化について』

今日（きょう）は私（わたし）の故郷（こきょう）についてお話（はな）しします。　トリニダード・トバゴはカリブ海（かい）の南（みなみ）に位置（いち）する人口（じんこう）１４０万（まん）の小（ちい）さな島国（しまぐに）です。アフリカ系（けい）・東（ひがし）インド系（けい）及び（および）中国系（ちゅうごくけい）の多民族国家（たみんぞくこっか）で、料理（りょうり）・音楽（おんがく）やお祭（まつ）りなど国（くに）の文化（ぶんか）は多様（たよう）な民族構成（みんぞくこうせい）を反映（はんえい）しています。ぜひトリニダード・トバゴに来（き）てください。