cut第29回 やさしい英語でレクチャー

「アンコンシャス・バイアスとジェンダー 性別による無意識の思い込みとは」

日 時:2023年9月17日(日)午後2時~4時(開場13時45分)

会 場:青葉区区民交流センター内 第5会議室

主 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ

ゲストスピーカー:白藤香織さん 男女共同参画センター横浜北館長

銀行員を経て英国イートンアングリア大学院(開発とジェンダー)を修了し、横浜市女性協会(当時)入職。女性の就業支援をライフワークとして、現在は「女性と仕事 応援デスク」の運営責任者である白藤香織さんをお迎えしてお話を伺いました。

参加者はスタッフを含めて30名でした。

講演は①レクチャー②クイズ③グループワークの三部構成で、グループワークは日本語で行われました。

私たちは生活習慣、伝統、文化、価値観などで無意識に思い込んでいることがあります。

講演では無意識の思い込みとは何かに始まり、なぜ&どうやってそれを取り除くかについて、そのための取り組みについてデータを交えてのお話がありました。

ジェンダーギャップ指数という世界的な指標で、日本は世界146か国中125位という超後進国であることは改めて驚きでした。

男女混合で5つのテーブルに分かれて行ったグループワークでは、物議を醸したという企業のCM3種類を観て、それぞれがどう感じたか活発に意見がシェアされました。

講演全体を通して、参加者の皆さんからは「気づきがあった」「興味深かった」というご意見をいただき、大変有意義な会となりました。

 

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第10回 高橋先生の英会話スキルアップ講座

logo2 ye20221002『考える英語 〜英語らしさに迫る秘訣〜』

日 時:2022年10月2日(日)午後1時半~3時半(開場1時15分)

会 場:青葉区区民交流センター内 第5会議室

主 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ

講 師:高橋基治 東洋英和女学院大学教授

毎回大好評の英語スキルアップ講座も今回で10回目。24名の方が参加され高橋先生のお話に耳を傾けました。

高橋先生は豊富な英語指導経験をもとにさまざまな視点からの講義をしてくださいますが、

今回の視点は「擬人化」。

つまり人間を主語に立て“I’m not hungry.”という日本人と、「胃」を主語にしてあたかも人のように”My stomach doesn’t want food.”と捉える英語ネイティブとの視点の違い。

「お腹は空いていません」という簡単な内容でさえ、文化の違いが視点の違いを生み、言い表しの違いを生むというなんとも興味深いお話! 表現の違いをたくさん学んだあっという間の2時間でした。

先生の講義は満足度が高く、リピーターも多いのが特徴です。

このシリーズをきっかけにさらに英語が好きになる人、学び直そうという人もたくさんおられるようで、青葉国際交流ラウンジの目玉イベントの一つとも言えます。

会場の人数制限が厳しい中、スタッフも別会議室でzoom視聴をさせてもらいました。

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第28回やさしい英語でレクチャー

『Diversity in Education 〜International Islamia School Otsuka〜』

ye28日 時:2022年7月3日(日)午後1時半~3時半(開場1時5分)

会 場:青葉区区民交流センター内 第5会議室

主 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ

ゲストスピーカー:ホサム・ザイナーさん

International Islamia School Otsuka の校長ホサム・ザイナー氏をお招きし、「教育における多様性」をテーマにお話を伺いました。参加者はスタッフも含めて26名。

シリア出身のザイナー氏ですが、スクールの先生方は日本も含めて各国からの教育者で構成されており、通学する生徒たちも日本を含む0カ国以上から、それぞれの文化の違いを認め合いながら共に学んでいる学校です。

イスラム教を核とした教育は日本の小学校との共通の部分もあれば、全然違う部分もあります。

例えば、音楽は教えない。男女の接触は許されていない。日々の学習はアラブ語、英語、日本語の3ヶ国語で。ランチ(お弁当)は全てハラル食品を使う などなど。

聴衆の皆さんも興味津々、質問者が多くて時間ギリギリまで質疑応答が続きました。

イスラム教のことはまだまだ知らないことも多く、教育におけるダイバーシティーという大きなテーマは、グローバル社会に生きる我々に大きな印象を残しました。

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第27回 やさしい英語でレクチャー

〜True Pioneers:Native Americans〜

top日 時:2022年3月13日(日)午後1時半~3時半(開場1時15分)

会 場:青葉区区民交流センター内 第5会議室

主 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ

ゲストスピーカー:マイク・グラフさん

日本滞在歴18年のマイク・グラフさんは大学で生物学と文化人類学を専攻し、民族研究に勤しみました。北米、南米両方のネイティブアメリカンについて研究し、故郷カンザス州の先住民についても関心を持っています。

ラウンジ英語クラスの先生でもあるマイク・グラフさんが、今回初めてネイティブアメリカンについてのレクチャーをしてくださいました。

まん延防止等重点措置が取られている中、アルコール消毒、検温、換気、人数制限などを厳格に守りながら、24名の参加者、6名のスタッフによるイベントとなりました。

我々がイメージしがちなネイティブアメリカンとは“馬”や“弓矢”や“インディアン”を思い浮かべることが多いのですが、実際のネイティブアメリカンは南北のアメリカ大陸全域に広がり、遺伝的にも多様な広がりを持っています。

また南北アメリカ大陸のさまざまな気候風土に適合しながらさまざまな形態の生活スタイルが生まれたということからも、その多様性が理解できるというものです。

現在、我々が日常的に接しているアスピリン、ポップコーン、チョコレート、パンケーキ、靴下などが全てアメリカ大陸の“真のパイオニア”からもたらされた恩恵なのだということにも驚きました。

ともすれば単純にシンプルに捉えがちな文化人類学的テーマ(About Native Americans)もさまざまな角度から眺めることによって、より深い理解と問題点を見据えることができることを学んだ貴重な2時間でした。

またサプライズとして、ネイティブアメリカンフルート奏者マーク・アキクサさんの演奏が2曲入るなど、参加者にとっては久しぶりの嬉しい“リアルイベント”であったと思います。

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第26回 やさしい英語でレクチャー

『YOKOHAMA ONLINE TOUR』

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日 時:2021年9月19日(日)午後2時~4時

主 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ

スピーカー:モハマド・アリ・バスタミさん(Mr.Mohammad Ali Bastami)

今回の「やさしい英語でレクチャー」は、Zoomを使った初めてのオンラインイベントとなりました。

スピーカーは、当ラウンジの英会話講師でもあり、テヘランイスラム美術館説明員やイラン文化省の国際会議コーディネーター、NHKラジオジャパンのペルシャ語アナウンサーの経験のあるイラン出身のバスタミさん。

日本在住20年以上、横浜にも長く住まわれている経験から、皆が知っているみなとみらいや三渓園のほか、ディープなスポットである黄金町やおもしろいミュージアム、穴場的なカフェやラーメン屋などガイドブックにはない観光スポットなどを、画像や映像を使ってやさしい英語で紹介してくれました。

参加者の皆様からは、先生の横浜の観光や歴史の造詣の深さに脱帽、横浜の知らない事がテーマの中にいくつかあり、とても良い企画であったとの言葉があり、皆さまに楽しんでいただけたようです。

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