7月17日(土)ロシアのサーニャさん(本名クズネツォフ・アレクサンドルさん)を
お迎えして第71回アフタヌーンティー「私の故郷 ロシア、トゥーラ」を開催した。
トゥーラの歴史、産業、日常生活、自然、トルストイの故郷について日本語で話された。
トゥーラはモスクワの南165キロ、ウパ川沿いの町である。中世は要塞都市であった。
鉄鋼業が盛んで多くの兵器が作られた。通りに「銃剣通り」「火薬通り」「弾薬通り」等の
名前が付けられた。現在かぶとの形をした国立武器博物館がある。
またサモワール(ロシア式湯沸し器)の生産地でもある。正式なお茶会はサモワールでお湯をわかし、紅茶をいれジャムやはちみつを添え、プリャーニクというジンジャーブレッドをいただく。
またバヤン(バイヤン)というアコーデオンに似た楽器の生産地でもある。ロシア民謡「トロイカ」の2番の歌詞の中に「響け若人の歌、高鳴れバイヤン・・」という一節がある。
トゥーラの冬は平均マイナス20度で最高記録はマイナス40度になったこともある。
夏の間、多くの人がダーチャという別荘で過ごし、冬に備えて野菜や果物を作る。
トゥーラの南西12キロ、電車で2時間ほどのところにヤースナヤ・ポリャーナという場所があり、そこは文豪トルストイが生まれ育った場所である。そこで「戦争と平和」や「アンナ・カレーニナ」が書かれた。トルストイのお墓もある。現在は博物館となっている。
サーニャさんがトルストイの名言を披露された。
「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である」
「もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったろうし、自分というものを
知らなかったろう」
サーニャさんは講演の間中、美しい日本語で一言一言かみしめながら話してくださった。
そのひたむきで誠実な姿に参加者から惜しみない拍手が送られた。

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