第1部は、セネガルの人々の暮らしや街の様子などを映像を使って紹介してくれました。
セネガルに「テランガ」という言葉があるそうです。
まさしく日本の「おもてなし」と同じ意味。
助け合いの精神あふれるセネガルの人は、見知らぬ人にも食事を振舞い、一夜の宿をも提供することがあるそうです。
第2部は、手作りのセネガルのお菓子、バオバブのジュース、セネガルコーヒーなどをいただきながら、セネガルの青年達の流暢な日本語で談笑の輪がいくつも出来ました。
セネガルの伝統舞踊を日本に伝えている第一人者である日本人の女性ダンサーも応援に駆けつけ、いろいろな民族衣装を紹介してくださいました。
2時間のイベントは瞬く間に終わり、祖国愛に溢れる青年達の熱い想いは、確かに私達に届き、心に残る暑い夏の夕べになりました。
ご参加くださった方々、セネガルの青年達に感謝いたします。
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バ・アブさん(セネガル出身)より
セネガルは西アフリカにあります。
セネガルと言えばおもてなしのイメージが見えてきます。
セネガル語で「SU-NU-GAL は"私たちのボート"」と言う意味です。
セネガルでは人生と言うのは海を渡ることです。皆さんが無事で到着する為に自分だ
けと言う考え方ではなく皆さんと交流して自分の幸せを相手の幸せにする、相手の幸
せを自分の幸せにする。お互い様の世界の中で生きて行くこと。
セネガルではいろんな民族がいて宗教も違っていますが平和な国です。
その太平はセネガルの文化の中にありました、それは従兄弟同士で暮らしていること
です。民族の従兄弟同士と名字の従兄弟同士です。
その考え方あるからこそセネガルは"テランガ"(ホスピタリティー)の国と呼ばれて
ます。